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2017.10.16

第4回 呪文の力

突然ですが、皆さんは最近、呪文を唱えた覚えはございますでしょうか。

おそらく多くの方のお答えが「NO」でしょう。

思い返せば、私が幼少の頃には何か災いが起こるとすぐに呪文を唱え始める年寄りがそこらじゅうにいました。

雷がなっては「くわばらくわばら」

不吉な話を聞いては「つるかめつるかめ」

暇さえあれば天を仰いでいたものです。

いつの日からか、そんな年寄りはすっかりいなくなってしまいました。

年寄りばかりではありません。最近の若妻ときたら、子供が怪我をしても「痛いの痛いの、飛んでいけ~」などとは口が裂けても言わないそうです。

携帯電話が普及し、テレビから人が飛び出す3Dが実現し、自動車がAIで勝手に運転する時代ですから、無理からぬことかもしれません。

しかし、現世に於いても呪文がその効力を失ったわけではありません

呪文は今も我々の生活圏のすぐ近くで脈々と生き続けているはずです。

私の浅い知識でいえば、呪文には、大きく分けて3つの種類があるように思われます。

「人に災いをもたらすもの」

「自分の災いを取り除くもの」

そして念動系です。

人間も60歳を過ぎたら、丑の刻参りなど「人に災いをもたらす系」は避けたいところです。人を呪わば穴二つです。

また、「開けゴマ!」などに代表される離れた場所の物を動かす念動系は、女性のスカートを手を使わずにめくったり、電車内で前に座ったミニスカートの女性の足を開かせるなど、男子としての夢は広がりますが、呪文を叫んだ途端に「こいつが犯人だ」とバレてしまいますので、臭い飯を食いたくなければ止めたほうが無難です。

やはり、シルバー世代にぴったりの呪文といえば、「自分の災いを取り除く系」でしょう。

特に「健康のための呪文」などは老いさらばえた心と体にうってつけと言えます。

そこで今回、健康に良いと思われる呪文を街で探してきましたのでご紹介しましょう。

それらしきものは日本古来より伝わる陰陽道の中にありました。

「急急如律令」

「きゅうきゅうにょりつりょう」と読みます。

聞くところによると、この文言の前に健康になってほしい部位を言い、「きゅうきゅうにょりつりょう」叫べば、たちどころに健康になるということです。

例えば、「目、急急如律令」と唱えれば、目の健康に良いし、「陰茎、急急如律令」と唱えれば、古女房の前ではピクリともしなかった愚息が、どえらいことになるかもしれせん。

なお、唱える部位を手で押さえると、より効果的かもしれませんが、はたから見れば変態にしか見えない場合もあるので注意が必要です。

鰯の頭も信心から

まずは一度試してみては如何でしょう。

ただし、信じるか信じないかは自己責任です。