佐々木正洋のいまさら聞けない一般常識 ベテランアナがやさしく解説

2017.10.02

第1回 マイナンバー

皆さん、こんにちは。そしてWEB雑誌「快活60」創刊、おめでとうございます。

ということで、読者の皆さんとは、この雑誌では初めてお目にかかることになります。

末永く宜しくお願いします。

時折しも、総選挙で自民党圧勝。安倍VS小池の構図だとマスコミが騒ぎ立てていました。結果はご存じの通りで野党第一党は枝野カピバラおじさんの立憲民主党。僕個人は前原さんが民進党の代表になった瞬間から彼の八ッ場ダム政策やJALを潰したいきさつから、ついたニックネーム“言うだけ番長”の面目躍如⁉で『ああ、こりゃ民進党。空中分解だわ』とホントに思っていたんですね。だから、今回のドタバタは『ああ、やっぱり』で驚きもせず、政党の主義も信条もあったものではない現状を憂うばかり。小池さんだって、“希望”の党じゃなくて“野望”の党に思えてしょうがなかったんですね。“絶望”の党にならなきゃいいんですが。まぁ、それはさておき、ただどこが与党になろうが政界再編になろうがこのシステムだけは変わらないのが、第1回の今日取り上げる、マイナンバー制度なんです。

そうなんです。このコラムでは、「今さら聞けない話」というテーマでお伝えして参ります。年金のこと、乗り物の割引のこと免許証のこと、ふるさと納税のこと等々、現実生活の中ではて、これはどうしたら良いのかな?と思う事。ようく説明を読めば、聞けば、わかるんだろうけれど、何ともわかりにくくもどかしい、さりとて他人に聞くのも抵抗があるといったことを、出来るだけ現実に即してわかり易く話していこうと思います。時事ネタも織り込みながら書いていきますね。このコラムを読んで、もっとここを知りたい、とかここがわかりにくいとかいったことがあればジャンジャン言ってきてください。匿名でもペンネームでもかまいませんから。それについて調べて分かったことがあったらまたこのコラムでお伝えしますからね。皆さんの力を借りてとっても役に立つコラムにしていきたいと張り切っております、ハイ。

という訳で今日はまず、マイナンバーについて。

ウェー、聞いただけで面倒臭そう…、と思った方大勢いらっしゃると思います。そして送られてきた書類がそのままホッタラカシという方もいらっしゃるでしょう。でも何でも、とっつき始めると結構面白いモンですよ。このマイナンバーもそう。確かに国民総背番号制で国に管理されてイヤだ!と思っている方も少なからずいらっしゃるでしょう。実は僕もそう思っている一人なんです。このマイナンバー法、2013年5月24日参議院で可決、その時点で成立していたんですね。民主党政権が倒れた翌年、一気にこの法律を成立させたんです。自民党など与党支持者がまだホットでたくさんいるうちにそれっ!てなもんで。だから、今になって「聞いてないよう!」という御仁も多数。このマイナンバー法の是非についてはまたの機会に譲る、として、ここではどういう手続きをすれば良いのか、などをかいつまんでお話ししましょう。

現実、平成27年10月5日から施行されているこのマイナンバー。社会に導入するにあたって3000億円から5000億円の税金が初期費用として投入されていて不評をかこった住基ネットと違い、廃止されることはまずありませんマイナンバーの評判が良い訳ではありませんが。だからどう利用すれば自分にとって安全、便利か、ということを優先的に考えそこで利用するようにしましょう。なんだか怪しげなサイトでマイナンバーを記載などと出ていたり、マイナンバーカードを写メして送れ、等と出ていたら用心してくださいね。そういうサイトではできれば使用しない方が無難です。このマイナンバーは言うなれば現代版「実印」だと思ってください。つい先日、税務署から、年金に関してマイナンバーを記載、という項目があってこれを記入すれば簡単に手続きが出来てしまうものだ、と感心しきり。あるかもしれない政府の目論見もしばし忘れて、投函しました。ことほどかように今後はいつでもどこでもマイナンバーが必要になるのは必定で、慎重に使うことは必須ですが、使用することに抵抗だけしているとこれからの世の中、不便この上ない、ということになりかねない。パソコンと同じことです。その昔、「オレはPCは使えない」というのがひとつのスタイルのようでカッコ良かった時期もありましたが、今となってはPCやスマホ、タブレットなどが使えないと下手したら前へ進めないですもんね。

なんだか今回は前置きが長くなってしまって、具体的なマイナンバー使用方法、カードの作成で何が違うか、などには触れられませんでした。マイナンバーのここを知りたい、ということがあったら聴いてくださいね。

ということで来週はいよいよ、具体的なマイナンバーカード作成についてお伝えします。

また皆さんとお話ししましょう。

 

    佐々木 正洋
    佐々木 正洋
    1977年アナウンサーとしてテレビ朝日入社。16年間担当「夕刊キャッチアップ」の最高視聴率16%は今だ破られず。また、2002年出版の「ちょっとしたコツで誰でも『上手な話し方』が身につく」は、当時現役局アナとして近年初1万部を突破。猪木の闘魂ビンタの元祖。2012年独立。テレビ、ラジオで活躍の他、各種イベントの司会や講演を行い、「雑誌ネット」で記事批評を載せ、駒沢女子大学で講師を務める。インターネット、新聞などで世相を斬る、コラムニストでもある。北九州市観光大使